どうもー.直帰率という概念を今まで全く気にしていなかったポッターです.
今回は”直帰率”という数値が高いページに対する対策を行いました.
そのときの考えやら何やらについて記しますー.
直帰率とは
直帰率とは「最初の1ページだけ見て帰ったユーザーの割合」のことです.
多くのWebサイトは何か商品やサービスを買わせたり,会員登録させたり,人を集めたり,広告を押させたりすると言った目的があります.
しかし,商品を購入するページだけ用意しておいても元々買う気だった人しか集まってくれません.
そこで色々なページを作っておいて,”まだ商品を買おうと思っていない人”を集めて買う気にさせるような構造のサイトを作ることが主流です.
つまり金を稼ぐためには来た人にサイト内を周遊してもらう必要があるんです.
もっと正確に言えば買いたいという気持ちにさせて購入ページまで誘導する必要があるんです.
この時あなたがサイト運営者だったら,来てくれた人の何割が次のページに進んでくれたか気になりますよね?
この気になる部分を教えてくれるのが直帰率という指標なのです.まぁ直帰率は1ページ見て帰った人の割合なので反対の概念ですが…
現状と対策
僕のサイトですが対策しようと思い立ったときは70%と高い数字でした.
(過去の記事にも書いたようにページ分割を辞めたため,リンクを踏まなくても1つの記事をフルで読めちゃうから不利ではあります)
「他のサイトはどうやって直帰率を下げているんだろう」と思ってググってみたら,記事の最初の方で関連記事を紹介するという方法が見つかりました.
確かに僕のブログってスマホで見ると関連記事一覧がページの一番下にだけ表示されるんですよね.
これだと記事を最後まで読んだ後にさらに下へとスクロールしないと他記事のタイトルが画面に映らない状態だったんですよね.
サイトに来る人の7割以上がスマホなので,7割以上の人はそもそも他記事のタイトルが視界にすら入っていないと言っても良い状態です.
ということで先人達の例にならって人がよく来るページのトップに「一緒に読みたい!あなたにオススメの記事」というコーナーを置くことにしました.
ユーザーファーストにする勇気と余裕が欲しい
しかし,この「一緒に読みたい!あなたにオススメの記事」ってコーナーは正直邪魔だなと自分で思っています.
来た人には他の記事も読んで欲しい.けどユーザーからすれば邪魔だなとも思う.
ここでユーザーのことを考えてできる行動としては2つ
- その記事を読みに来る人の9割が気になるであろう情報を新たに用意する
- オススメ記事コーナーをやっぱり消す
本気でブログで稼ごうとしている人は1の選択をすることをオススメします.
ですが僕みたいに好き勝手な記事を書いてきた人の場合は1の選択肢を取るのが苦痛なページもありますよね.他にもっと書きたい記事がたくさんあったりしてね(笑).
特化ブログの人は1が自然にできると思うんですけど,雑記ブログだと中々難しいですよね.(サイト設計をサボった僕だけかも知れないけど)
かと言って2番は直帰率が上がってもったいなさ過ぎる.
「もったいない」とかいう理由で,長期的にみて正しそうな選択肢を選べないのが本当に弱いなぁと感じるこの頃.
長期的な視点で正しいと思う選択を選ぶ勇気やら余裕やら強さやらが欲しいですね…