どうもー.人と話すのが苦手過ぎて1年以上会社で働いているのが奇跡的なsitaです.
今回は人と接することが苦手な人が,いつも忙しそうな先輩・上司に声をかける方法についてまとめました.
人と話すことが苦手どころか辛過ぎて震える僕が,これまでどう生き延びてきたのか備忘録的にまとめました.
まずは僕が話しかけづらく感じる原因を見て,当てはまる人は対処法を見てみてください!
読んで欲しい人:ギリギリ会社勤めができているコミュ症の方
言いたいこと:コミュ症ならツールの使い方や事前準備を工夫して戦おう
前提の話
報連相(報告・連絡・相談)は基本
まず仕事を進めていく上で自分の状況は自分から周囲へ報連相しないと分かってもらえません.
「部下を管理するのが管理職の仕事だろ?」と思う方も居るかも知れません.
しかし,部下1人1人の状況を丁寧に聞き出していたら時間がいくらあっても足りません.
そのため自発的に上手く報連相ができる人材を育てあげて,上司に報告させる方が業務効率が良いんです.
もちろん報連相をさせ過ぎるせいで組織全体の業務効率が悪くなっているという課題も実際ありますし,自動でもっと効率的に情報を管理する仕組み作りをできたら理想的でしょう.
しかし,会社の成長ではなくて自分の成長という目線で考えるとどうでしょう.
自分から情報を上手に発信・伝達できる人になった方が活躍できる場が多くなって選択肢が増えます.
居場所の選択肢が増えるということは逃げる道も増えるということです.
僕みたいなコミュ症の社会不適合者は逃げ道多い方が安心です(笑).
報連相をスマートに行う方法を真剣に考えた経験は,今後社会を楽しく生き延びていく上で非常に役立つスキルの1つです.
億劫に感じても情報発信・伝達の練習だと思って試行錯誤していきましょう.
報連相が早い人は早く帰れる
コミュ症の皆さん,会社って居るだけで苦痛ですよね.
僕も仕事中は一刻も早く会社の敷地から脱出することしか考えてません(笑).
僕と同じく早く帰りたいと思っているなら,勇気を出して報連相をなるべく早いタイミングですることをオススメします.
報連相をして相手から返答を貰えたときって大体は下3つのフィードバックがあります.
- 間違った方向に仕事を進めている際に先輩や上司が正してくれる
- 仕事を進めるために必要な情報が貰える
- より効率の良いやり方を教えてくれる
どれもなるべく早く言ってもらった方が仕事が早く終わりますよね.
1秒でも早く帰りたいなら何としてでも早く報連相できるようになるべきです.
“するorしない” で迷ったら”する”!
もしあなたに部下や後輩を持つことになったとき,”仕事で困ったときだけ話しかけてくる部下” と “仕事が順調でも進捗を伝えてくれて,仕事がいつ終わりそうか把握できる部下”のどちらを部下にしたいですか?
ちょっとイメージが付きづらいかも知れませんが,アルバイトや会社員として仕事をこなしてきた人は後者の方が欲しいと思うんじゃないでしょうか.
これと同じで,上司は「仕事が順調に進んでいる」という情報もちゃんと把握しておきたいものです.
他の些細な情報も同じです.
特に入社したてなら報連相しないで怒られるより報連相し過ぎだと怒られる方が印象が良いと思います.
もちろん”社風と上司に合わせて適度な頻度で”できれば一番ですけどね.
忙しそうな人に声がかけづらい原因
何事も対策を立てる前に問題の原因を知ることが基本です.
まずは自分が何故忙しそうな人に声をかけづらいと思うのか明確にしましょう.
僕の例を挙げていきます.
忙しい人から時間・集中力を奪ってしまうから
結局いつかは先輩・上司が自分の状況を確認しなきゃいけないと頭では分かっていても,やっぱり時間を取ってもらうことに抵抗感を感じてしまいますよね.
上で書いたように僕は一刻も早く帰りたいと思っていますから,先輩・上司の仕事の邪魔をしてしまうことに凄く罪悪感を感じてしまいます.
しかも声をかけるタイミングって基本的に相手は別のことに取りかかっている場面なんですよね.
目の前のことに集中している状況で,自分がその集中状態を崩してしまったら非常に申し訳ない気分になります.
いつも嫌な顔をされる or 過去に嫌な顔をされたから
過去の経験から心理的ハードルが高くなっていることがあります.
僕の職場は優しい人だらけなので数回しか経験がありませんが,相談をしに行ったら「そんなことわざわざ聞かなくていいのに…もっとテキトーに仕事しなよ?話している時間は互いに勿体無いよ?」とか嫌な顔されながら言われた経験があります.
その経験から「他の人も優しいから表情に出さないだけで鬱陶しく思っているのかな」と思って,一時的に報告の頻度が減ったときがありました.
そもそも話すのが苦手だから
そもそも僕は同年代以外の人と話すのが超苦手です.
その超苦手なことの中に当然ながら口頭での報連相も当然含まれます.
文章を書くのと違って話すときはアドリブ性が必要じゃないですか.
僕は気の利いた単語とか文章表現が速攻で浮かばないので会話が本当に苦手です.(時間をかけても浮かびませんが(笑) )
会話が普通にできる世の中の60%くらいの人達が天才のように感じます.
高応答性で高精度な言語処理できる訳ですよ?バケモンかよ.
知識不足で表現にも理解にも苦労するから
この記事を初公開した時,僕はまだ入社して1年未満なので正直まだまだ分からないことだらけです.
分からないことが多いと次のような場面によく直面します.
- 質問する時に自分が何を分かっていないのかが上手く伝わらない
- 相手の言っていることが分からな過ぎて,いちいち相手の発言を止めないといけない
- その場では分かったと思っていたけど後から全然分かってなかったと気付いた
仕方のないことだとは言われますけど迷惑をかける側としてはやっぱり精神的ダメージを受けますよね…
先輩・上司に報連相しづらいことへの対処法
SkypeやTeamsなどメッセージツールを活用する
人に話しかける心理的ハードルが高いという人は,一定以上離れた席の人にはメッセージツールで連絡を取りましょう.
次のような効果があります.
- 人に話しかけるという試練の回数が減って精神の摩耗スピードを抑えることができる
- いきなり話かけるより相手の邪魔にならない
- 用件を伝える文章を推敲する余裕がある
このときのコツとしては相談内容の要件を必ず含めることです.
「お疲れ様です。相談したいことがあるのですが今お時間よろしいですか?」なんてメッセージを送ってしまうと,アドリブで要件を口伝する難関ミッションに挑むことになります.
これではコミュ症は生き残れません.(というか時間の無駄なのでコミュニケーション能力が高い人でも避けましょう.)
「~の件で○○の部分の書き方について相談があるのですが,○時頃相談しに行ってもよろしいでしょうか」と”何の話題か”と”何を聞きたいか”について書きましょう.
○時頃の部分はよく分からなかったら「今いいですか?」とか「今日相談しても良いですか?」でいいと思います.
注意点としてはメッセージツールには相手がすぐ反応してくれるのかが分からないという欠点があります.
やっぱり急ぎの場合は勇気を出して電話するか直接話すしかありません.
先に要点を書き出しておく
話しかける回数を減らすのがセオリーですが,そうは言っても話しかけなきゃいけない場面はたくさんあります.
ここからは話しかけるコツについて紹介していきます.
まず話しかける前に相手に伝えなきゃいけない内容を箇条書きなどで書き出してみましょう.
要点を先に書き出しておくと次のような効果があります.
- 実際に喋る前に言葉の選定ができて,簡潔で分かりやすい表現ができる
- メモを手元に持っておけばカンニングできて,スムーズに話を進められる
- 聞き忘れの防止ができて,無駄に話しかける回数が増えずに済む
最初の二言を決めておく
次に一番難しい会話の始め方の部分ですが,最初に言う言葉を二言か三言くらいは具体的な文章で決めておきましょう.
会話を始めるところで失敗体験を重ねすぎると心理的ハードルが爆上がりしていきます.まずは会話を始められるという部分に注力しましょう.
就活時の話ですが僕は電話を掛ける際に
「お世話になっております.現在御社への就職を希望している○○大学の○○と申します.」
「~の件で連絡をさせていただきました.今お時間よろしいでしょうか.」
のような文章を丸々書いたメモを用意してから電話していました.
緊張すると口が回らないという人は口パクや小声で最初の二言を直前に3回くらい練習するのも良いでしょう.
まぁ実際に働いていると準備ができない場面も多いですけどね…
しかし,ちゃんと推敲した文章を作る頻度が高い人はアドリブでも良い文章が浮かぶ可能性が高くなります.良い文章を見たことがない人や作ったことがない人が即座に話せるはずがないですよね.
用件を最初に言ってしまう
口頭で話しかけるときもなるべく早い段階で用件を伝えるようにしましょう.
具体的には第一声を「XXさん,すみません.~の件で相談があるのですが今よろしいですか?」みたいなものにしてしまいましょう.
本当は「~の件で”○○の部分の書き方について”相談があるのですが…..」と更に詳細な内容まで言えるとベストなんですが,滑舌に自信がなかったり緊張すると言葉が飛んじゃう僕みたいなコミュ症は一文が短い方が安心です.
話しかけやすい人を増やしておく
最後は普段からの対策になりますが,チャンスがあれば職場の色んな場所に顔を出すだけ出すようにしましょう.
自分の顔を見せて,相手の顔と名前を覚えるだけで十分です.
もし奇跡的に話しやすそうな人が居たら勇気を出して話しかけるようにしましょう.そうすることで話しかけやすい人が少しずつ会社内に増えていきます.
話しかけやすい人が増えていけば,苦手な人や初対面の人と会話が必要な場面でも,話しかけやすい人の中に共通の知り合いがいれば仲介してくれたり一緒に会話に参加してくれる可能性があります.
まとめ
- メッセージツールを使って口頭で話しかける頻度を減らす
- 事前準備をしっかり行う
- 普段から話しかけやすい人を少しずつ増やす
この記事を読んでいきなり万事解決とはいきませんが,少しずつ慣れていきましょう.
コミュ症の皆さん,この生きづらい世の中を一緒に生き延びていきましょ.
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